ガンドリル
ガンドリル
botek
製品特徴
ガンドリルを用いた深穴加工は、直進性が良く優秀な面粗度を得ることができ、径公差もH7~H9程度の穴あけが可能で、リーマ加工を省くことが可能です。
専用のガンドリルマシンだけでなく、マシニングセンター等の汎用機での加工も可能です。
独自の異型2穴オイルホール、キドニー型のオイルホールにより、切削部における油量を確保し、安定した深穴加工を実現しています。
製作可能範囲はφ0.5mm~φ51.20と幅広く、超硬ソリッドタイプ、超硬ヘッドロー付けタイプ、スローアウェイタイプの3つのタイプをラインナップしています。また、より安定した深穴加工を実現する為に、ご要望に応じてチップブレーカー仕様やコーティング仕様等、様々な別作仕様のご要望にも対応しています。
ラインナップ
Type110超硬ヘッド ロー付ガンドリル
刃径:φ1.850~51.20mm
ドリルチューブに超硬をロー付けした最も一般的なタイプでガンドリルマシンはもとより、マシニングセンタ、NC旋盤、ターレット旋盤などの汎用機でもご使用できます。
Type113超硬ソリッドガンドリル
刃径:φ0.500~12.000mm
ヘッドだけでなくドリルチューブも超硬でつくられた小径の加工に適したガンドリル。ドリルチューブに剛性があるので加工時の振動が抑制され高送りが可能です。ドライバーとの接続はドライバーのピン部分でロー付けされます。
Type01スローアウェイガンドリル
刃径:φ12.00~113.99mm(Type07A)
世界で唯一径調節可能なスローアウェイタイプのガンドリル。世界最小径φ12.00mmから製造可能でストッププレートとガイドパッドの交換で0.49㎜の径調節が可能。インサートの交換だけで工具交換の時間を大幅に短縮。被削材質により、各種超硬材、コーティング、ブレーカー形状が選択可能。ガンドリルマシンはもとより、マシニングセンタ、NC旋盤、ターレット旋盤などの汎用機でも使用できます。
ガンドリル加工の特徴
直進性が良い | 通常深さ1000mmの加工で芯ずれ精度は1mm以下! |
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径公差が良い | H7~H9程度の穴あけが可能! |
面粗度が良い | ガイドパットのバニッシング効果によって優秀な面粗度! |
加工時間の短縮 | ステップフィードの必要なし! |
選べる加工機と使用方法
マシニングセンタ及び汎用機による加工
事前にパイロットホールをあけることにより、ガンドリルマシンではなくても深穴加工が可能です。(L/D=40まで)
※センタースルークーラントが必要です。
ラインナップ・その他の資料
botek社について
botek(ボーテック)社はドイツの深穴加工工具専門メーカーで、特にガンドリルの生産では世界最大のメーカーです。botek社の製品は世界中の深穴加工製造業に使用されており、近年では精密業の穴加工にも用いられています。